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家庭経営の視点に立ったホームページに期待
日本電信電話(株)副社長 松野 春樹 今井先生との出会いは、何年か前に私が前職の郵政省貯金局長だった頃、私の部屋に立ち寄られたのがきっかけで、いつも元気なお顔、熱っぽいお話を聞くだけで、こっちまで何か元気になったような気持ちがわいてくるから不思議な人です。 私が今井先生について感心することが2つあります。ひとつは持論である家庭を中心に「家庭株式会社」論の展開です。いつも情熱的に話されるので印象に残っています。要約すると次ぎのようなことだろうと思います。 「これからそう大きな収入の伸びは望めない。老後は自立で、という声も高い。そんななかで、規模から見てギリギリのところにある家庭は、主婦のカだけで経営できるものだろうか。家族みんなで知恵を出し合っていかないと、たちまち赤字に転落しそうだ。父親不在の現実も原因だが、父親が家族の放漫経営を防止するためには、家庭株式会社の経営がぜひとも必要になってくる」と。同感です。 いまひとつは、家庭でも会社と同じように、決算書をつくるべきだという主張です。会社には予算と決算があり、その体力を示すものが、貸借対照表、つまりバランスシートだ。簡単に言えば、資産と負債の関係をあらわすものだが、この考え方を家庭に取り入れろと、彼は言い続けています。これをパーソナル・バランスシートと呼んでいるようです。 確かに、会社には決算書があるのに、家庭株式会社には決算書がないのは不自然に違いありません。 そんな今井先生が、この度家庭の視点にたったホームページを立ち上げたのですから、期待十分です。 |