第1章 家庭の経営

 
1.家族と家庭生活
1−1
次の文中の〔  〕に最も適する語を、下記の語群の中から選び、記号で答えなさい。(同一語句を繰り返し使用しない。)

家族とは、〔 @ 〕によって結ばれた〔 A 〕を中心に、その子どもや親、兄弟姉妹などの血縁者が加わった〔 B 〕の集まりであり、血縁や〔 C 〕をもとにした強い一体感をもつ小さな〔 D 〕である。
 
〔語群〕
ア 核家族    イ 配偶者    ウ 愛情     エ 婚姻     オ 集団
カ 夫婦     キ 親族     ク 親子     ケ 相続  

1−2
下図は家族の構成を示したものであるか。(1)から(5)に最も関係の深いものをA、B語群からそれぞれ選んで、その記号を書きなさい。(同一語句を何回使ってもよい)。
 
(1)       (2)    (3)     (4)       (5)
 
    〔語群A〕ア 核家族     イ 拡大家族

〔語群B〕a 直系三世代家族  b 直系二世代家族  c 一世代家族  d 傍系を含む三世代家族

 
1−3
次の文は、憲法第24条と現行民法について述べたものです。〔  〕の中に適当なことばを記入しなさい。
 
憲法第24条には、「婚姻は、〔 @ 〕の〔 A 〕のみに基づいて成立し、夫婦が〔 B 〕の〔 C 〕を有することを基本として、〔 D 〕の〔 E 〕により、維持されなければならない。〔 F 〕の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は〔 G 〕の〔 H 〕と両性の〔 I 〕に立脚して、制定されなければならない。」とあり、新しい家庭生活の基本が示された。これを受けて、封建的な家族制度を基盤にした〔 J 〕が全面的に改正され、民法的な家庭のあり方を示す現行民法が制定された。家族に関するものは、第4編〔 K 〕法と第5編〔 L 〕法から成り、両編を合わせて〔 M 〕法という。
 
1−4
婚姻に関する法律について、次の設問に答えなさい。
 
(1) 婚姻届を出すことによって婚姻が成立するとする方式を何というか。
 
(2) 婚姻届の出されていない事実上の夫婦の関係を何というか。
 
(3) 法律上婚姻の認められる年齢を何というか。また、それは男女それぞれ何歳か。
1−5
次の文を読んで、正しいものには○、正しくないものには×をつけなさい。
 
(1) 配偶者のあるものは、重ねて婚姻することができない。
(2) 配偶者の生死が5年以上明らかでないときは、離婚の訴えをすることができる。
(3) 夫婦は同居して、互いに協力し扶助する義務がある。
(4) 直系血族または4親等内の傍系血族の間では婚姻することができないので、いとこ同士の結婚はできない。
(5) 未成年者が結婚するときは、父母の同意が必要であるので、両親の一方が反対すれば、結婚することができない。
(6) 女子は、前婚を解消した日から、6か月を経過すれば再婚ができる。これは、子どもに対して父性の推定の混乱を防ぐためである。
(7) 婚姻は、挙式を行った日から、法律上の効力が生ずる。
(8) 婚姻届は日曜日や祝日には受理されないから、挙式がこのような日になった場合には、翌日届出をする。
(9) 氏は、夫婦同一の姓を称するが、その決め方は自由でよい。
(10) 同一戸籍には、夫婦と未婚の子が記載される。
(11) 直系姻族の間では婚姻することができないが、離婚などで姻族関係が終了した後は、このかぎりでない。
 
1−6
次の文は、相続について述べたものである。文中の〔  〕内に、下記の語群から最も適当と思われる語句を選び、記号で答えなさい。
 
(1) 相続とは、〔 @ 〕が生前有していた〔 A 〕を、一定の範囲の〔 B 〕が受け継ぐことをいう。
(2) 相続は、被相続人の〔 C 〕によって開始される。
(3) 相続人が相続を希望しない時は、自分が相続人であることを知ったときから〔 D 〕以内に、被相続人の死亡地域にある〔 E 〕に申述して、〔 F 〕することができる。
(4) 被相続人の〔 G 〕がある場合は、被相続人の意見を尊重して従うが、一定範囲の親族には〔 H 〕が認められる。
(5) 〔 G 〕がない場合の相続分は、〔 I 〕に従う。
 
〔語群〕
ア 自由分   イ 親族     ウ 家庭裁判所   エ 地方裁判所   オ 遺言
カ 相続人   キ 被相続人   ク 限定承認    ケ 財産上の地位  コ 死亡
サ 6か月   シ 3か月    ス 遺留分     セ 放棄    ソ 法定相続分

1−7
次の事例における相続人とその相続分を答えなさい。ただし、被相続人の遺言はなく、遺産を1,200万円として計算しなさい。
 
  
 
1−8
次の文の正しいものに○、正しくないものに×をつけなさい。
 
(1) 未成年の子は、親の定める場所に住まなければならない。
(2) 非嫡出子の相続分は、嫡出子の半分である。
(3) 親権者は一般に父親である。
(4) 離婚すると、復氏しなければならない。
(5) 日常生活に必要な物資を購入したときの代金支払いについては、夫婦は連帯責任を負う。
 
1−9
下記は家庭経営に関する質問であるが、各問いに答えなさい。
 
(1) 次の文章はわが国の現行民法に定められている法定相続分についての記述である。文中の (  )に当てはまる数値を下記の語群から選びなさい。
 
被相続人に配偶者と3人の子がいる場合、遺産のうち、配偶者は( @ )を、長男は(  A )を相続することができる。
被相続人には配偶者と父母はいるが子が1人もいない場合、遺産のうち、父母は2人あわせて( B )を相続することができる。
被相続人には配偶者と兄弟姉妹はいるが子も孫も父母も祖父母もいない場合、遺産のうち、兄弟姉妹はあわせて( C )を相続することができる。
 
〔語群〕
A.1/2    B.1/3    C.2/3    D.1/4    E.3/4    F.1/5
G.2/5    H.3/5    I.4/5    J.1/6
 
(2) 次の文中の(  )内からもっとも適当なものを選びなさい。
 
@ 家事労働を家庭外のサービスに代行させることを、家事労働の(A.社会化  B.近代化  C.外部化  D.代行化  E.企業化)という。
A わが国の民法による規定では、婚姻の届け出をするには、直系血族または(A.1  B.2  C.3  D.4  E.5)親等内の傍系血族どうしでないこと、とされている。

B 婚姻は、わが国の現行民法では、満20歳に達すれば、両性の合意のみに基づいて成立することが規定されている。しかし、第2次世界大戦時までの旧民法では、男子は(A.10  B.15  C.20  D.25  E.30)歳になるまで父母の同意が必要である、とされた。