Q&A3 循環型ライフプラン

 世の中がこれだけ変わってくると、これまで立てていたライフプランが通用しなくなってくるようで不安ですが

 人生半ばの五十代からのスタート

 平均寿命が短かった時代、人生の図式というものはある程度整っており予測が可能でした。「直線的ライフプラン」と呼ばれるもので、その人生において重要な活動は特定期間に割り当てられるばかりでなく、人生にたった一度しかありえないものと考えられていました。

 

 十代、二十代は勉強、三十代、四十代は仕事と子育て、五十代以上は隠居という具合に。ところが、人生八十年、九十年あるいはそれ以上な長生きできるとなれば、人生の早期に急いで何もかもやってしまう必要がなくなります。学校を出てすぐに就職しなくともよい。三十代で自分の人生の選択について再度熟考するための時間を持つ。四十代で別種の仕事に挑戦するため、大学に通うこともあるでしょう。全人生を通して一つの仕事に打ち込む人と、複数の仕事に就く人の二つのタイプに分かれるかもしれません。

 

 つまり人生半ばの五十代からのスタートが新鮮にを見てくるのです。

 これが「循環型ライフプラン」で、米国では近年、盛んにいわれているそうです。

 私ごとで恐縮ですが、銀行員から評論家に転進して四半世紀が経過。今年四月、人生三度やり直し説を宣言しました。そして第三の人生となるインターネットの世界に飛び込みました。これまで私が提唱してきた「家庭株式会社」の考え方を、インターネットを通して多くの人に知ってもらうといいものです。

 おかげで六十五歳になって、新たな出会いを得ることができ、人的ネッワークも広がりました。