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市田レポート  
 
 

投資型積立プラン

最近たくさんの金融商品が出回ってまいりましたが、積立貯蓄は従来からしていましたが、投資型の金融商品を組み入れて積み立てするにはどうすればいいのでしょうか?

:将来に不安があるから「お金を貯める」。その貯め方について、「貯蓄型商品」で貯めるのか、それとも「投資型商品」で備えるのか、この選択に頭を悩まされる方が多いようです。しかし、それは貯蓄と投資のとらえ方を混同されているからでしょう。

「自己責任の先進国」といわれる欧米では、貯蓄は短期目的に、投資は長期目的にと考えて、うまく振り分ける知恵が備わっています。我々日本人も、基本的にその整理法で考えていきたいものです。

 まず短期的な目標は安全確実な金融商品で考えるとしましょう。では長期的な、つまり目標達成時期が7〜8年後ないし10年以上と決まっているとするならば、ある程度価格変動のリスクがあったとしても、収益が追求できる株式型の投資信託や変額保険のような金融商品を利用することが考えられるでしょう。

 投資型商品は、長期であればあるほどリスクが平均化されます。また、これを「積み立て型」にすればさらにリスクが軽減され、リターンに期待ができます。この「積み立てていく」ということで、価格の変動が平均化されるわけです。

 例えば、買い付け額を毎月一定にします。価格が高い場合には少額しか購入できませんが、価格が安い場合には多くの購入が出来ることになります。つまり「ドルコスト平均法」が働くことになるわけです。

 それでは、「積み立て投資信託」をどこで購入するのがよいのでしょうか。98年より規制緩和がなされた為、運用会社の直接販売や証券会社以外にも銀行・生損保・信金・農協といった金融機関で手軽に始められるようになりました。また最近、店頭以外の電話やインターネットによる取り扱いにも注目が集まっています。店頭に行く時間がない方の利用が増えているようです。

 さて、ファンドの購入はどこで購入しても同じファンドが買えるわけではなく、ファンドごとに販売会社が指定されています。販売会社の主な特徴として……

?              運用会社の直接販売:ファンド製造元の直接販売は、当然自社の商品のみです。店頭といっても本社だけなので、電話や郵送、インターネットといった通信販売が主な販売形態です。メリットとしては、販売会社を通さないので販売手数料が低く設定されていることと、ファンドの説明を詳しく聞ける点にあります。

?              銀行:投信を扱う店頭(窓口)は限られています。投信担当の行員が決まっていて、簡単?な説明があります。比較的リスク・リターンの少ないファンドに人気があります。

?              証券会社:まだ「証券会社は敷居が高そう」というイメージがあるようですが、投信の販売に関しては経験豊富といえます。しかし、取り扱っているファンドの種類は多くありますが、系列の運用会社のファンドに少し肩入れしてしまう傾向があるようです。

 

2.投信積み立ての商品

 投信を取り扱っている金融機関であれば、どこでもファンドの積み立てサービスを行っているというわけでもありません。では、投信の積み立てサービスを行っている金融機関には、どのようなところがあるのでしょうか。主な金融機関をピックアップして、その特徴を見ていきましょう。(積み立て単位を1万円以上1000円単位での範囲内で選ぶのを目安に)

 

金融機関(販売会社)

積み立て可能ファンド商品

運用会社

その他

銀行

Su銀行

インデックス型2本、バランス型2本など計5本

バンカース・トラスト投信、SBIM投信など

1回、普通預金口座から

 

D銀行

インデックス型1本、バランス型5本など計9本

DKA投信など

月1回、普通預金口座から

 

F銀行

バランス型4本、株式型8本など計15本

野村アセット投信、クレディスイス投信など

月1回、普通預金口座から

 

Sa銀行

株式型13本、バランス型2本、債券型4本など計19本

G・S投信、ニッセイ投信、ドイチェアセットマネジメントなど

月1回、普通預金口座から

 

Siバンク

バランス型2本、株式型5本、債券型2本など計9本

日興投信、フィデリティ投信、G・S投信など

積み立て単位3万円以上

証券会社

N証券

株式型4本、バランス型3本、債権型5本など計12本

野村アセット投信、G・S投信など

1回銀行口座または郵便局口座から

 

N(通販)証券

株式型12本、バランス型1本、債権型4本など23本

フィデリティ投信、G・S投信、M・S投信など

1回銀行・郵便局・MMF・MRF 口座から

 

S(信販カード系)証券

MMF、中国ファンド、公社債投信、インデックスミリオン、株式ミリオン など計5本

DKA投信

カードが登録されている口座から

生命保険

S生命

個別対応のファンドとして株式型5本、バランス型2本、債券型3本など計10本

スミセイグローバル投信、G・S投信、M・S投信など

販売会社からの自動積み立てのサービスはなく、取引専用口座にて買付け

 

N生命

個別対応のファンドとして株式型5本、バランス型2本、債券型5本など計12本

ニッセイアセットマネジメント、ドイチェアセットマネジメント、大和投信

販売会社からの自動積み立てのサービスはなく、取引専用口座にて買付け

 

So生命(電話又はインターネット)

株式型12本、バランス型1本、インデックス型1本、債権型4本など18本

大和投信、野村アセット投信、ロスチャイルド投信、G・S投信、フィデリティ

1回取引専用口座にて買付け

 投資信託の累積積立は、毎月1回1万円からの「積み立て形式」でファンドを購入するシステムが販売会社によって作られている場合と、そのようなシステムを利用せずに自主的に運用し積み立てていく場合とに分かれます。いずれにしても、購入時に販売手数料がかかります。同じファンドでも販売会社によって手数料が違う場合がありますので、コスト計算においては十分注意しなくてはなりません。

 2001年からの年金制度に、「日本型401kプラン」が検討されています。401kプランは金融商品を自己責任のもとにおいて、運用先を選び積み立てていくところに特徴があります。当然、運用対象の金融商品は投資信託が中心となりそうです。また税制上の非課税枠を使い、運用益に対してメリットのある運用が期待されます。今のうちから「貯蓄型」での積み立てと「投資型」での積み立てをうまく活用しながら、自己責任の運用をしたいものです。


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