パーソナル・バランスシートとは  

 〜資産と負債を把握してわが家の生活設計に生かす〜

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 パーソナル・バランスシートとは、わが家の財産の現状とその成長記録が一目でわかる家庭の資産・負債の一覧表です。年に2回記入して、半年に一度家計の健康診断をしましょう。前記との増減の比較をすれば.苦労して節約に努めた結果がきちんと数字で確認できます。

{1 資産の記入}
資産とは
     貯蓄(流動資産) \
     建物他(固定資産)/
 この2つに大別できます

STEP1 貯蓄の記入
 家族全員の通帳を並べます。カードで出し入れしている場合は、現在高を通帳記入します。郵便局の通常貯金、銀行の普通預金といったぐあいに、預貯金の種類ごとにまとめて合計し、貯蓄欄に記入します。定額貯金ニュー定期、債券などは、財産目録をみて、それぞれ合計金額を出して記入。


 あなたの知らない貯蓄の種類がずいぶんあるのではないでしょうか。ライフサイクルに合わせ、利率のよい貯蓄を選ぶよう心がけたいものですね。
 株式は調査日の終値(新聞を見て調べる)の70%評価額とします。
(例)終値850円なら850×0.7=595円となります。これに持ち株数を掛けたものを記入するわけです。
STEP2 保険商品の記入
 加入している生命保険や損害保険が積立式や学資保険などの貯蓄性の高いものなら
毎月の積立額(保険料)×今までの積立月数=記入額とします。
 また、定期付終身、定期付養老、終身保険などの補償の大きい生命保険は直接、保険会社に「解約した場合の解約返戻金と積立配当金の合計は?」と問い合わせてください。
STEP3 土地・建物、貴金属の記入
 次に固定資産を記入します。土地建物については、自宅周辺の不動産業者や専門家2、3人に様子を聞き、おおよその平均値を調べます。その数字の70%くらいなら、かなり正確な評価が得られたと思ってよいでしょう。宝石、貴金属も同じように、専門家の評価を仰ぎ、その70%を評価額とします。
STEP4 それ以外の家財の記入
 財産価値のある家財や自動車がある場合は次の算式で評価額を出します。
 
   購入価格―購入価格×0.9 購入価格)÷耐用年数 ×使った年数=評価額 

 あまり、これにとらわれず、業者に下取り価格を聞いて記入した方がよいでしょう。

{2 負債の記入}
 ローン、クレジット残高を書き出して、マイホームのための借入金や教育ローン、自動車、家具、洋服のクレジット利用など、すべての負債を記入します。住宅ローンなど多額の償金の場急これまでの返済金額の中身はほとんど利息で、元金は思うほど減っていないことがよくあります。ここで記入するのは、返済した額ではなく負債の残高です。金融機関からの通知をきちんと保管し、正確に記入しましょう。わが家のパーソナル・バランスシートをつけてみて、どんな点に注意したらいいのか考えてみましょう。

{3 チェック項目は?}
★ 資産配分がー部の金融機関や不動産だけに偏っていたりしないか。
★ 一金融機関だけの取引で情報の片寄りがないか。
★ 収益性、換金性、安全性の貯蓄選びの基本を守っているかどうか。
★ 新総合通帳「ぱるる」などのサービス機能を利用しているかどうか。
★ 新商品にも関心を寄せているか。
★ 前期、後期の比較で、なぜふえたのか、減ったのかの原因を正確につかんでいるか。
★ 毎月のローン返済がある場合、収入に占める返済額が月収の30%以内に抑えられているかどうか。
★ 低金利ローンのメリットを受けているか(過去に借りた高利のローンのままかどうか−借り換え、内入れ返済などで対応しているか。)
★ 災害に備えてわが家の補償は完璧か。
★ 適正な生、損保険に加入しているか。