Q 消費者金融の活動が最近目に付きます。特に「ノンバンク法」が成立し、大手のサラ金は順風満帆という感じですが、このような現象をどうみればよいのでしょう。 これを受け、すでにノンバンク大手数社が具体的に動き出し始めました。銀行免許などを持たないノンバンクは、その名のとおり、預金という資金調達手段を持たずに貸付業務を行う金融業者でした。そこで貸付金のほとんどは、これまで銀行からの借入れによって賄われていたわけですが、これからは社債を発行することによって貸付資金の調達ができるようになりました。 もちろんこれまでも一部ノンバンクで社債の発行は実施されていました。しかし、そこで得た資金の使途は設備投資などに限定されており、融資に充てることは禁じられていたのです。短期資金の調達手段であるCP(コマーシャルペーパー)の発行についても同様でした。ところが、今回の新法成立で貸付業務のための社債、ならびにCPの発行が認められたのですから、関心が寄せられるのは当然です。 そうでなくとも勢いのある消費者金融大手などにとっては、またとないビジネス拡大のチャンスとなるのですから、少なくとも比較的格付けの高い業者であれば、銀行借入れよりもずっと低い金利(5年もので長期プライムレートより0・3%程度低い)で資金が調達できるようになり、ひいてはユーザー向けの貸出金利を引き下げることもできるはすです。 ただし、社債を発行することができる業者は限られます。
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