|
Q&A2 子供たちに金銭教育は、どのように教えたら
Q 夫は教員、私は保健婦として働いています。夫の父母と2世帯住宅で同居し、小学5年生と3年生の子供がいますが、上の子供は学習塾と水泳教室に通い、下の子はピアノのレッスンと水泳のほかにガールスカウトにも参加しています。
学校の費用よりも、これらお稽古ごとにお金がかかる上、上の子供は塾帰りに友達とハンバーガー店頭での買い食いもはやっているようで、その都度お金を請求してきます。お年玉等のお金は貯金をしていますが、テレビゲームやパソコンのように高額の品物はおじいちゃん・おばあちゃんにねだっているようです。金銭教育はどのように教えたら良いのでしょう。(保健婦・女性・36歳)
A 小さいときからの家庭教育が基本
東京小金井市の青少年問題協議会が、小・中学生を対象に「子供の金銭モラル」について調査したところ、子供が欲しいものベスト5は、
@お金(17.3%)Aパソコン(10.5%)Bペット(9.5%)C海外旅行(8.0%)D洋服(5.3%)でした。
断然お金が多いのは、現代っ子たちがそれだけ先立つものはお金」という意識を強く持っているからでしょう。
それ自体は結構なことなのですが、問題はそのお金をいかに賢く計画的に使うか、お金を媒介とする取引が社会の基本的な枠組みとなっている貨幣経済では、いかにうまく消費し、貯蓄・投資するのが生活を支える重要な決め手になるのです。
カナダのあるお母さんの話では、親が子供に何の約束もなく、「今月分のおこづかい」を手渡すことはしないと言います。
子供の小さいときは、自分の部屋は自分できれいにするとか、庭掃除の手伝い、食器を洗う等、簡単な決めごとをして、子供たちはそれらの決め事(約束)をきちんと守ることができれば、「契約」に基づく報酬として、5歳くらいの子供が週50セントから1ドルのお金を父親から手渡されるわけで、家庭の中でも契約的名決めごとをはっきりさせ、これが守られなければ「報酬」を受け取ることができないという躾をしているのだそうです。
子供が大きくなれば、ベビーシッターやニュースペーパー売りという仕事を自発的に探し、働いて得たお金は、目的を持った貯金としてお金の使い方を教えるのだそうです。ジョギングシューズを買いたいといえば、貯めた100ドルすべてで1足を買うのか、他のシューズはどう違うのかを見比べて50〜75ドルのシューズにするかを自分で決めさせる考え方の手伝いをすれば、自然にお金の使い方を身につけさせることになります。 手に入りにくいファミコンソフトを買い与えるために、早朝から親が子供に代わって行列を作る日本的感覚との差も考えてみてください。
|