Q&A3 カードローンの返済管理

 結婚早々ですが、不動産価格も値下がりし、金利史上最低の今、妻と共有でマンションを買いたいと思いました。ところが、銀行から理由を明らかにされず、貸し付けを断られました。(教師/28歳)

  ブラックリストに登録されると、信用回復に時間がかかる  

 住宅取得資金の贈与の特例を慣用し、双方の親からもらう500万円ずつを頭金にし、適当な物件を見つけ、不足分を住宅ローンで賄おうとしたところ、断られました。この先生は納得できず、食い下がると「ブラックリストうんぬん」 という答えがかえってきました。
 大学卒業後、教職の採用までの間、民間会社で働いていた時、クレジットでビデオカメラを購入しましたが、転居などで最終支払い分が未払いになっていたのが判明したといいいます。この先生は、「その後、クレジットカードは利用していません。個人情報はどれくらいの期間、個人借用情報機関に登線されていますか」と心配そうです。


 世は今や、ローン時代。手元に現金がなくても、ローンで欲しいものを手に入れることはもちろん、海外旅行に行くのも簡単です。確かに便利な時代になったといえますが、その一方ではローンを返せない人が増えています。
 最近の新聞報道から「消費者教育の必要性」にかかわる許を拾ってみると、「自己破産10万件突破」 「消費者金融集団名義貸し全国で多発、被害者は5000人」「借金返す必要あるの? 被害学生の薄い切迫感」「無収入でも電話融資」など危ない話だらけです。  貯蓄など資産管理には気配りしていても、借金すなわち負債に対しては、管理の行き届かない人が多いのには驚かされます。


 会社が6ヵ月以内に不渡り手形を2度出せば、2年間の銀行取引停止処分になりますが、個人では、いったんブラックリストに登録されるとCICなどは5〜7年間は一切のローンを受けられなくなる恐れがあるので注意すべきです。
 銀行やクレジット会社などは、ローンの支払いが終了しないうちに居所が分からなくなった客や、本人に支払う意思があっても、不注意で返済が焦げ付いた客のブラックリストを持っています。このリストに載れば、まずローンは借りられないのが普通です。
 こういう事態に陥らないためには、月に一度は借金の一覧表を作り、月々の返済額を項目別に書き上げ、完済日も明確にしておくことです。