3月10日未明、大石段の左側にそそり立つ鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れた。樹齢1000年余、源実朝がこの銀杏に隠れる甥の公暁によって殺されたなど、鎌倉の歴史舞台に欠かせないご神木。鎌倉市民や訪れる人にとって崇敬のシンボルでもあった。それだけに哀しみは深い。しかし、大銀杏は近くに移し替えられ、残された根から元気な蘖が生まれ人々を安堵させた。
(下の写真は倒壊前の大銀杏)     
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